ワインガイド
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品種を知る

ソーヴィニヨン・ブラン

Sauvignon Blanc

ソーヴィニヨン・ブランのブドウ
ブドウ小粒で、房は詰まっている
グラスの色淡いレモンイエロー(緑がかる)

柑橘とハーブが香る、すっきりした白。

香りグレープフルーツ、ライム、刈りたての草
味わいキリッと辛口。酸がいきいき
こんな時に乾杯、暑い日、ハーブや野菜の料理

このワインの特徴

グレープフルーツを切ったときの香りや、ハーブの青い香り。ソーヴィニヨン・ブランは、そうした爽やかさを楽しめる白ワインです。ニュージーランドでは南国の果実を思わせる香りが、ロワールではハーブや石を思わせる印象が見つかることも。まずは産地の違う二本で、香りを比べてみてください。

01香りを知る

よく使われる香りの表現

「グレープフルーツ、ライム、パッションフルーツ、刈りたての草、ハーブ、火打石」

どの香りが見つかるか、グラスを近づけて確かめてみてください。

グレープフルーツグラスに鼻を近づけた瞬間に来る、いちばん目立つ香り
ライム・レモン爽やかさの正体。冷えているほどはっきり
刈りたての草・ハーブこのワインの個性。「青い香り」と表現されます
ピーマン少し冷涼な産地のものに。青さが強めのサイン
パッションフルーツニュージーランド産に多い、南国っぽい香り
火打石・石ロワール産に感じる、石をこすったような香り

香りの見つけ方

  1. STEP 1まずは、回さずに嗅ぐグラスに鼻を近づけ、どんな香りがするか確かめます。
  2. STEP 2軽く回して、もう一度嗅ぐテーブルに置いたまま小さく回すと、香りの変化をつかみやすくなります。
  3. STEP 3少量を口に含んで確かめる口に含んだあと、鼻からゆっくり息を吐きます。果実や花など、感じた香りを言葉にしてみましょう。

02味わいを知る

酸、甘みや渋み、口当たり。三つに分けると、味わいをつかみやすくなります。

酸味しっかりした酸味

甘み辛口が中心

ボディ軽やかな口当たり

見つけやすい香りの目安

柑橘
ハーブ
南国果実
ミネラル
白い果実
花・ライチ
樽・ナッツ

03色を見る

白い背景で、色を確かめる白い紙やテーブルクロスの上でグラスを少し傾けます。中心と縁で、色の濃さを比べてみてください。

淡いレモンこのワイン
黄金色

淡いレモンイエロー。グラスを傾けると、縁がほんのり緑がかって見えます。白い紙やテーブルクロスの上でグラスを傾けると、色の違いがよくわかります。

04産地で変わる味わい

産地を変えて飲むと、果実の香りや酸の違いが見えてきます。

冷涼な産地:酸がいきいき温暖な産地:果実味が豊か123

1

ロワール(フランス)ハーブと石のようなミネラル。酸がきれいで上品
2

マールボロ(ニュージーランド)パッションフルーツと青い香りがはじける。香りが華やか
3

チリ・南アフリカ柑橘たっぷりで、手頃な価格でも満足度が高い

主な産地:ロワール(フランス)、ニュージーランド

05ラベルの読み方

ラベルは、手がかりから読む産地・収穫年・造り手の名前を探します。品種名が書かれていないワインもあるので、下の見本と照らし合わせてみましょう。

(生産者名)SANCERREAppellation Sancerre Contrôlée20234123

  1. 1産地名いちばん大きく書かれていることが多い
  2. 2格付け・表記その産地のルールで造られた証明
  3. 3ヴィンテージブドウを収穫した年
  4. 4生産者造り手の名前。Domaine、Château などで始まることも
フランスのワインは、品種名ではなく産地名で書かれることがほとんど。白の「Sancerre(サンセール)」「Pouilly-Fumé(プイィ・フュメ)」は、ソーヴィニヨン・ブランから造られます。

ラベルで探すときの目印

  • Sancerre/Pouilly-Fuméロワールの代表産地。ハーブとミネラル
  • Touraineロワールの手頃な産地
  • Marlboroughニュージーランド。香りが華やか
  • Sauvignon Blanc新世界(チリ・NZなど)は品種名が書いてある

06予算別の選び方

¥

2,000円前後チリや南アフリカの「Sauvignon Blanc」。柑橘とハーブがわかりやすい
¥¥

3,000〜4,000円ニュージーランドのマールボロ。香りの華やかさがぐっと増す
¥¥¥

5,000円〜ロワールのサンセール、プイィ・フュメ。ミネラルと余韻の長さを楽しむ

小売価格の目安です。生産者やヴィンテージ、購入先によって変わります。

07おいしく飲むコツ

温度で変わる、香りと口当たり冷やしすぎると香りを感じにくくなることがあります。下の温度を目安に、少しずつ変化を確かめてみてください。

温度

4℃8℃12℃16℃20℃冷蔵庫室温7〜10℃

グラス

小ぶりの白おすすめ
大ぶりの白
ブルゴーニュ型
ボルドー型
開けたあと栓をして冷蔵庫で2〜3日。香りは初日がいちばん華やか
デキャンタ不要。よく冷やしてそのまま

08料理との合わせ方

「料理にレモンを搾りたくなるか」が合わせ方の目安。ハーブ、柑橘、青い野菜を使った料理と合わせやすい組み合わせです。

シェーブル(山羊のチーズ)ロワールの定番。チーズの酸味とワインの酸が重なり、どちらも爽やかに

鶏肉のハーブグリルハーブの香りどうしが重なる。レモンを添えればさらに

生春巻き香草とライムの香りに、青い香りがぴったり
家で手軽に合わせるなら枝豆、アボカドとトマトのサラダ、しらすとレモンのパスタ
合わせるときに気をつけたいこと甘辛いタレや、濃厚なクリーム煮。ワインの爽やかさが負けてしまいます。

09お店で頼むときのひと言

言い方に迷ったら、次のひと言を手がかりに。料理や予算も添えると、相談しやすくなります。

レストランで「ソーヴィニヨン・ブランのような、柑橘とハーブが香る爽やかな白をお願いします」
ワインバーで「すっきり辛口で、酸がしっかりした白をグラスでください」
ショップで「ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランで、3,000円くらいのものはありますか」
伝え方のコツは「香り」「味わい」「予算」の3つ。たとえば「グレープフルーツの香りで、キリッと辛口、グラスで1,500円くらい」のように伝えると、選ぶための手がかりになります。

10次に試したい一本

このガイドで紹介する五つのワインを、味わいの傾向で比べています。

軽やか ← ボディ → ふくよかおだやか ← 酸味 → しっかり12345

1ソーヴィニヨン・ブラン2リースリング3シャブリ4樽熟成シャルドネ5ゲヴュルツトラミネール

似ている品種グリューナー・フェルトリーナーオーストリアの白。ハーブや白胡椒のような香りに、爽やかな酸。ソーヴィニヨン・ブランの青い香りが好きな人に

知っておきたい言葉

青い香り
草やハーブ、ピーマンのような植物の香り。ソーヴィニヨン・ブランの代名詞
火打石
石を打ち合わせたときの香り。ミネラル感の表現
ミネラル感
石や塩気を思わせる、すっと引き締まった印象
NA TEAM WINE CLUB

ソーヴィニヨン・ブランを、グラスで確かめてみませんか

ガイドで読んだ香りや味わいは、実際に飲み比べるといちばんよくわかります。Na Teamでは恵比寿で、品種を飲み比べる会や、料理とワインを合わせるペアリングディナーを開いています。
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監修:恵比寿 Na Team Lab オーナーシェフ 川原壯太
主催:株式会社Na Team
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